English version is here.


近年の暗号理論は、情報通信技術の進歩により用途が急速に拡大してきています。それに伴い、暗号方式の構築とその安全性評価には、従来にない数学理論が必要となっています。先進暗号数理デザイン室では、国内外の研究機関や産業界および政府機関との連携により、安全性が高く多様な機能を有する次世代暗号技術の数学的基盤の確立と発展に寄与するとともに、次世代暗号技術の設計と安全性評価を通じて国際標準への貢献を目指します。


新着情報

2023/5/23
縫田 光司 教授らの共著論文が、国際会議 ITC 2023 に採録決定しました。

2023/4/5
2023年度から当研究室に、博士課程生1名、修士課程生1名(指導教員:縫田 光司 教授)が新たに加わりました。
縫田 光司 教授、および当研究室出身(昨年度の投稿時点で修士課程2年)の中島 明さんらの共著論文が、国際会議 ESORICS 2023 に採録決定しました。

2023/3/31
縫田 光司 教授らの共著論文が、論文誌 IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences に採録決定しました。
池松 泰彦 助教らの共著論文が、論文誌 IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences に採録決定しました。
2022年度は当研究室から、2名(指導教員:縫田 光司 教授)が修士課程を修了しました。

2023/1/30
縫田 光司 教授らの共著論文が、論文誌 Designs, Codes and Cryptography に採録決定しました。
国内学会2023年暗号と情報セキュリティシンポジウム(SCIS 2023)において、修士課程2年の中島 明さん、真島 侑斗さん(指導教員:縫田 光司 教授)の主著論文各1件など、先進暗号数理デザイン室メンバーを著者に含む論文計11件を発表しました。

2022/12/22
縫田 光司 教授らの共著論文が、国際会議 ACNS 2023、論文誌 IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences、および論文誌 IEEE Transactions on Dependable and Secure Computing に採録決定しました。

2022/10/28
国内学会コンピュータセキュリティシンポジウム2022(CSS 2022)において、修士課程2年の真島 侑斗さん(指導教員:縫田 光司 教授)の主著論文など、先進暗号数理デザイン室メンバーを著者に含む論文計3件を発表しました。

2022/10/11
池松 泰彦 助教らの共著論文が、第7回辻井重男セキュリティ論文賞 特別賞を受賞しました。(論文題目:"A New Variant of Unbalanced Oil and Vinegar Using Quotient Ring: QR-UOV")

2022/9/14
縫田 光司 教授らの共著論文が、国際会議 TCC 2022 および論文誌 IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences に採録決定しました。
縫田 光司 教授らの共著論文が、国際会議 IWSEC 2022 の Best Student Paper Award を受賞しました。(対象論文:Hirotomo Shinoki, Koji Nuida, "On Extension of Evaluation Algorithms in Keyed-Homomorphic Encryption")
池松 泰彦 助教らの共著論文が、国際会議 ProvSec 2022 に採録決定しました。

2022/8/25
池松 泰彦 助教の主著論文(招待論文、査読付き)が、論文誌 IET Information Security に採録決定しました。
縫田 光司 教授らの共著論文が、論文誌 IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences に採録決定しました。
池松 泰彦 助教らの共著論文が、国際会議 ISITA 2022 に採録決定しました。

2022/8/2
縫田 光司 教授らの共著論文が、国際会議 ISITA 2022 に採録決定しました。

2022/6/7
縫田 光司 教授らの共著論文が、国際会議 IWSEC 2022(2件)に採録決定しました。

2022/5/19
縫田 光司 教授らの共著論文が、論文誌 International Journal of Mathematics for Industry に採録決定しました。

2022/4/19
縫田 光司 教授らの共著論文が、国際会議 ACISP 2022 に採録決定しました。

2022/4/12
縫田 光司 教授らの共著論文が、国際会議 ITC 2022 に採録決定しました。

2022/3/9
縫田 光司 教授らの共著論文が、国際会議 ISPEC 2021 に採録決定しました。
縫田 光司 教授の論文が、国際会議 APKC 2022 (The 9th ACM ASIA Public-Key Cryptography Workshop) に採録決定しました。

2021/11/30
池松 泰彦 助教らの共同研究成果に関するプレスリリースが発行されました。
プレスリリース:「量子コンピュータでも解読できない安全な暗号技術を開発」

2021/11/15
池松 泰彦 助教の主著論文が、国際会議 Inscrypt 2021 に採録決定しました。
池松 泰彦 助教らの共著論文が、国際会議 ASIACRYPT 2021 および論文誌 Theoretical Computer Science に採録決定しました。
縫田 光司 教授らの共著論文が、国際会議 ASIACRYPT 2021 および論文誌 IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences (3件)に採録決定しました。
縫田 光司 教授の著書『耐量子計算機暗号』が2021年度大川出版賞を受賞しました。

2021/7/12
縫田 光司 教授らの共著論文が、国際会議 CRYPTO 2021 および国際会議 CASC 2021 に採録決定しました。
縫田 光司 教授の論文が、論文誌 International Journal of Mathematics for Industry に採録決定しました。
池松 泰彦 助教の主著論文が、国際会議 IWSEC 2021 に採録決定しました。

2021/5/11
縫田 光司 教授が国際会議 PKC 2021 で論文発表を行いました。

2021/4/1
縫田 光司 教授が着任しました。

2020/4/1
安田准教授が立教大学理学部・准教授として異動しました。

2019/1/1
池松 泰彦 助教が着任しました。

2018/7/1
Duong Hoang Dung 助教がウーロンゴン大学・講師として異動しました。

2017/4/1
高木教授が東京大学大学院情報理工学系研究科・教授として異動しました。

2017/3/22-23
平成29年3月22日~23日に東京工業大学大岡山キャンパスで 3rd Asia Post-Quantum Cryptography Forumを開催しました。
・3rd Asia PQC Forumホームページ


2017/3/6-7
2017年3月6~7日に電気通信大学で開催される応用数理学会「数論アルゴリ ズムとその応用」研究部会 (JANT)において、研究室から3件の発表を行ないました。
・JANTホームページ


      
2017/1/24-27
平成29年1月24日~27日に沖縄で開催された2017年暗号と情報セキュリティシンポジウムSCIS2017において、研究室から8件の発表を行いました。
・SCIS2017ホームページ


2016/12/7
高木教授がハイノで開催された国際暗号学会IACR主催の国際会議Asiacrypt 2016 で プログラム委員長を務めました。
http://www.asiacrypt2016.org/

2016/9/23
高木教授が杭州で開催された暗号理論で中国最大の会議 Chinacrypt 2016で基調講演を行いました。
・http://cacr2016.cacrnet.org.cn/

2016/9/12-14
小倉で開催された応用数理学会「数論アルゴリズムとその応用」研究部会 (JANT)において、研究室から3件の発表を行いました。
・JANTホームページ

2016/9/12-14
東京で開催された国際会議IWSEC2016において、研究室から2件の発表を行いました。
・IWSEC2016ホームページ

2016/8/24-26
高木教授が、8月24-26日にパシフィコ横浜で開催された CEDEC 2016 (Computer Entertainment Developers Conference)において、招待講演 を行いました。

2016/7/19
プレスリリース:世界で誰にも解読されていない暗号問題を初めて解読!
(pdf)。

2016/7/4-6
メルボルンで開催された国際会議ACISP2016において、 研究室から2件の発表を行いました。
・ACISP2016ホームページ

2016/6/9-10
高木剛教授が、成都で開催されたFirst Post-Quantum Cryptography Asia Forumにおいて招待講演を行いました。
http://cps.cqu.edu.cn/

2016/5/9
情報通信研究機構との共同研究の成果をEurocrypt 2016において、論文「Improved Progressive BKZ Algorithms and their Precise Cost Estimation by Sharp Simulator 」として発表しました。
http://ist.ac.at/eurocrypt2016/

2016/3/31
Kirill Morozov助教が東京工業大学情報理工学院へ移動しました。

2016/2/24-26
国際会議 Post-Quantum Cryptography 2016 を九州大学西新プラザで開催しました。 https://pqcrypto2016.jp/

参加者は240名を超えて大盛況でした。 国際会議中にNISTからポスト量子暗号への 移行計画が発表されました(pdf)。


2016/1/18
高木教授が、熊本市国際交流会館で開催された SCAIS 2016 において招待講演を行いました。
http://researchmap.jp/nuida/SCAIS2016/

2016/1/14
高木教授がソウル大学で開催された Future Cryptographic Technology Symposium: Cryptographic Technologies in the Era of Quantum Computationで基調講演を行いました。 韓国の新聞 Dong-A Science(東亜科学)に掲載されました。
http://www.dongascience.com/news/view/9766

2016/1/12
高木教授が、La Trobe-Kyushu Joint Seminar on Mathematics for Industry において講演を行いました。
http://www.imi.kyushu-u.ac.jp/seminars/category/26

2016/1/7
安田准教授が、九州大学第3回サイバーセキュリティ国際ワークショップで招待講演を行いました。
http://staff.cs.kyushu-u.ac.jp/ja/event/2015/06/index.html

2015/12/26
産経新聞に以下の記事が掲載されました。
平成27年12月26日1面「暗号の闘い 社会を支える」
http://www.imi.kyushu-u.ac.jp/news/view/756

2015/12/12
高木剛教授が、明治大学中野キャンパスで開催された、数学・数理科学4研究拠点合同市民講演会 万物共通の言葉「数学」において招待講演を行いました。 http://cmma.mims.meiji.ac.jp/events/another/4center20151212.html

2015/12/10
国際会議 CANDAR 2015において、Outstanding Paper を受賞しました。
発表論文: Ye Yuan, Chen-Mou Cheng, Shinsaku Kiyomoto, Yutaka Miyake, Tsuyoshi Takagi, "Portable Implementation of Lattice-based Cryptography using JavaScript," The Third International Symposium on Computing and Networking, CANDAR 2015.
http://is-candar.org/candar15/best_papers

2015/12/7
安田准教授が、京都大学数理解析研究所(RIMS)との共共拠点研究会RIMS1963-IMI2013において招待講演を行いました。
http://www.imi.kyushu-u.ac.jp/events/view/1675

2015/11/25
高木剛教授が、東京大学で開催された「最適化モデリング」セミナーにおいて招待講演を行いました。 http://www.opt.mist.i.u-tokyo.ac.jp/crest-model/

2015/11/21
高木剛教授が、第68回九大祭で特別講義「暗号は本当に安全?」を行いました。http://www.kyudaisai.jp/event/category_main.php

2015/11/12
高木剛教授が、電気通信大学で開催された日蘭共同サイバーセキュリティカンファレンスにおいて招待講演を行いました。
website

2015/10/26
安田雅哉准教授が富士通研究所との共同研究で生体情報を安全に暗号鍵にする技術を開発 Website

2015/10/6
高木剛教授が、韓国ソウルで開催されたETSI 3rd Quantum-Safe Crypto Workshopにおいて招待講演を行ないました。

2015/9/6-11
高木剛教授とKirill Morozov助教が、ドイツで開催された Dagstuhl Seminar "Quantum Cryptanalysis"において招待講演を行ないました。
http://www.dagstuhl.de/15371

2015/8/20
アメリカ国家安全保障局NSAが、量子耐性のある暗号アルゴリズムへの移行計画 を発表しました。
https://www.nsa.gov/ia/programs/suiteb_cryptography/

2015/6/17 ワークショップのお知らせ
IMI Colloquium 安田雅哉(九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所) 「数学と企業における暗号研究

2015/6/12 数学セミナー2015年7月号の特集「暗号と数学」解説記事掲載
高木剛 「ポスト量子暗号」

2015/6/11 ワークショップのお知らせ
先進暗号数理デザイン室開設式・記念ワークショップ

2015/6/5 産経ニュース Web掲載
企業・個人情報を守れ!九大、次世代暗号を独自に開発 ネット空間で活用

2015/6/5 産経WEST Web掲載
"世のためになる数学"が支えるネット社会の次世代暗号 九州大に専門施設 開発と表裏一体の「解読」も研究

2015/6/5 産経新聞 25面掲載
企業・個人情報を守れ!?ネット空間で活用 次世代暗号 九大、独自に開発?

2015/5/12 日刊工業新聞 19面掲載 「先進暗号数理デザイン室の解説~暗号解読にチャレンジ!次世代暗号の開発へ~」