目的

 近年数学においても定理や理論をC言語やJAVAなどのコンピュータ言語や, MathematicaやMATLABのような数式・数値処理システムで実装する必要性が増しています. こういった実装は, 社会への数学理論の還元だけでなく, 数学理論を可視化することができ, 数学理論への理解が深まりまた数学理論の進化へと繋がります.

 研究成果報告会では, この様にいわゆる数学ソフトウェアを援用・開発して研究や勉強をしている学生に発表の場を提供します. 「○○という数学分野を研究するために, △△というコンピュータ言語でプログラムを書いてみました」や「卒業研究・修士論文を書くためにこんな数学に関するプログラムを書きました」といった内容でかまいません. 後述の様に, ポスターセッションの様に実施しますので, 多くの人から良い助言や意見がもらえると思います.

 また, 学生の指導をされています先生におきましては, 研究成果報告会を有志による修士論文等の中間発表会ととらえていただいて結構です. 指導されています学生の中に該当する学生がいらっしゃる場合は, 参加を促していただけると幸いです.

 研究成果報告会に参加することで, 多くの助言・意見をもらって研究を良い方向へ進めてください. また, こういった場で発表することで他人に自分の研究をわかりやすく説明する技術も磨いてください. 多くの学生の参加を期待しています.

詳細

日時

    2013年7月29日午後 2時~5時で1時間半程度を予定しています.

  • 13:30~16:20にします.
  • 発表者を2グループ(A, B)に分けます. グループ分けについては, こちらをご覧ください.
  • Aグループの発表者は13:30~14:50に発表してもらいます.
  • Bグループの発表者は15:00~16:20に発表してもらいます.
対象(参加者, 発表者)

    どなたでも歓迎します

場所

    九州大学伊都キャンパス数理科学研究教育棟 3階大講義室3

形式
  • ポスター発表の形式です. ただし, A1(またはA0)サイズのポスターまたはA4用紙6~8枚程度で発表の詳細を記載したものを用意して張っていただきます. また, 発表者にはこちらからプロジェクターを貸し出しますので, プロジェクターに自分のプログラム等のデモを行ってください. パワーポイント等のプレゼンテーションソフトを映しながら説明してもかまいません.
  • 2013年1月26日に「数学ソフトウェア紹介」というポスターセッションを 行いました. この研究成果報告会のもととなっています. 興味のある方は こちらもご覧ください.
注意

    コンピュータは各自用意してください.

発表者

 こちらをご覧ください.


募集要領(締め切りました)

 発表・展示を希望される方は, 2013年7月12日(金)までに, 下記の項目を記 載してこちらに送ってください.

  1. 名前, 所属, 連絡先メールアドレス
  2. 発表タイトル
  3. プログラムの概要(300~400字程度で, どんな数学理論をどんなコンピュータ言語で実装したか等のアピールをしてください)
  4. ウェブッページに公開してよい資料 (PDF)がありましたら, 送ってください. 無い場合は記載しなく結構です.