高木研究室│九州大学 マス・フォア・インダストリ研究所

本研究室では情報社会のインフラのひとつである暗号技術について、数理的な角度から実装まで幅広く扱っています。

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九州大学
マス・フォア・インダストリ研究所
高木研究室
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安全で効率的なRFIDセキュリティシステムの設計

 RFID(Radio Frequency IDentification) とは,無線通信を用いた非接触認証技術であり,インターネット以来の画期的な技術として多くの期待を集めている. RFIDを用いた現状のシステムでは,攻撃者による様々な攻撃の可能性があるため,セキュリティ的に安全ではない.そして,現在までに種々の攻撃に対して安全であると証明されたRFIDシステムは考案されていない.

 本研究では,既存のRFIDセキュリティシステムよりも,より安全性が高く,かつ効率的なRFIDセキュリティシステムの考案・設計を目標とする. いくつかの暗号プリミティブをシステムとして組み立てることにより,従来達成し得なかったセキュリティ要件を達成することができる.目標とするRFIDセキュリティシステムの主な課題は,以下の通りである.

1.低コスト化されたRFIDタグへの適応
2.様々な攻撃に対するセキュリティ対策
3.RFIDユーザのプライバシ保護
4.実際のサプライチェーンへの適応

発表論文

  • 佐々木廉, 丹羽弘和, 高橋修, 高木剛,
    "フォワードセキュアなRFID距離制限プロトコルの提案",
    2010年暗号と情報セキュリティシンポジウム, SCIS2010, 3E2-2, 2010.
  • Eun-Kyung Ryu, Tsuyoshi Takagi,
    "A Hybrid Approach for Privacy-Preserving RFID Tags",
    Computer Standards & Interfaces, Vol.31, No.4, pp.812-815, Elsevier, 2009.
  • 丹羽弘和, 高木剛, 高橋修,
    "サーバなりすまし攻撃に対し安全なRFIDセキュリティ方式",
    情報処理学会 コンピュータセキュリティシンポジウム, CSS 2009,pp.505-510, 2009.
  • 丹羽和弘,逢坂恭介,高木剛,高橋修,
    "同期問題を考慮した安全なRFID方式の提案",
    2009年暗号と情報セキュリティシンポジウム, SCIS 2009, 4F1-1, 2009.
  • Kyosuke Osaka, Shuang Chang, Tsuyoshi Takagi, Kenichi Yamazaki, Osamu Takahashi,
    A Secure RFID Protocol based on Insubvertible Encryption Using Guardian Proxy,
    The Third International Conference on Availability, Reliability and Security, ARES 2008.
    (同論文,2008年暗号と情報セキュリティシンポジウム, SCIS 2008, 2B1-3, 2008. )
  • Kyosuke Osaka, Tsuyoshi Takagi, Kenichi Yamazaki, Osamu Takahashi,
    An Efficient and Secure RFID Security Method with Ownership Transfer,
    International Conference on Computational Intelligence and Security, CIS 2006, LNAI 4456, pp.778-787, 2007, Springer-Verlag.
  • 逢坂恭介,高木剛,山崎憲一,高橋修,
    所有権移転を可能にした効率で安全なRFIDセキュリティ方式の提案,
    情報処理学会 コンピュータセキュリティシンポジウム, CSS 2006, pp.49-54,2006.
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